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bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

神話としてのHiGH&LOW the MOVIE 3

記事タイトルはHiGH&LOWですが、今回はほぼジャニーズのことについて。

8月後半になってじわじわと口コミが効き始め、HiGH&LOWにはまるいわゆるオタク、普段はLDHには近寄りもしないような層がHiGH&LOWにずっぽり沈み込む現象が散見されるようになりました。

といっても私は夏中引きこもってたし、リアルではどうだかわからず、Twitterやネットを観測してるだけなので実際どうかはいまいち実感できておりませんが、そういう視点から見てみます。

 

LDHのノリってリア充パリピポ、オタク的な人間から見たら最も遠いというか苦手な層のイメージが有ります。

が、今回二次元フィクションに近い世界観のHiGH&LOWを作り上げることでオタクたちの心を鷲掴みにすることに成功した。

これってジャニーズの悲願だったことなのでは?と思い当たってしまい。

古くはSMAPによる聖闘士星矢ミュージカル化やサッカー漫画「シュート」の実写化、私が知ってる最大の成功例KinKi Kids堂本剛による「金田一少年の事件簿」、そして最近ではHeySayJUMP山田涼介くんによる「暗殺教室」主演。

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 ジャニーズ出演によるアニメ・漫画・小説の実写化は数限りなく有り、かつそのどれもそれほど幸福な結末には至っていない。

原作ファンもアイドルファンも幸せになれないジレンマばかりが残る。

 

というのもジャニーズのアイドル戦略ってもうはっきり、アイドルとしてのキャラクターを世間に周知させることなんですよね。

他の先輩ジャニーズのバックにつけ、ジャニオタにお披露目し、顔と名前とキャラクターをなんとなく周知させ、先輩のレギュラー番組等に出演させデビュー、看板番組を持たせてタレントとして売っていく中でドラマだったり映画だったりをさせる。

だからアイドルが映画、ドラマ主演するまでにはもうそのアイドル個人としてのキャラクターはファンの中には出来上がってしまってる。

だから強固な世界観とキャラクターが出来上がっている原作付きの実写化ものとは相性は実は悪いんだと思うのですが、何故かずっとジャニーズによる実写化は途切れないんですよね。

根強い固定ファンを当てにされてるとは思うのですが、原作ファンからの「ジャニーズが関わったら駄作になる」というのもまあぶっちゃけその通りとはいえ話を持ってくるのは代理店とかなので責任はそちらに問うてほしいし、ジャニオタとしてもイメージの違うキャラクターをわざわざ演じなくても(でも出演は嬉しいので見に行く)というジレンマは残る。

これが俳優専業の人ならちょっとずつ変わってくるんでしょうが。

 

で、ちょっとHiGH&LOWを見すぎていたためにセラピーが必要だと思って、ジャニーズのカウントダウンライブや歌番組のジャニーズメドレーをひたすら見ていました。

TOKIOやV6、嵐くらいまでは分かるのですが私の世代だとHeySayJUMPやセクシーゾーン辺りはちょっと馴染みがなくなってくる。

けどメドレーでちょっと分からない子が出てきても割と楽しく見れてしまう。

何故かと言うと、ジャニーズは所属タレントの持ってる番組で所属タレントを相互にプレゼンさせて関係性も売っているから。

例えばBSプレミアムで放送されている「ザ少年倶楽部」を見ていれば、若いジャニーズの子たちの顔と名前と関係性がなんとなく把握できる。

それより上の世代ならば、私もテレビっ子だったので、だいたいわかる。

 

例えば過去のカウントダウンライブで見せたTOKIOのボーカルをKinKi Kidsの剛くんが務め、剛くんのポジションで長瀬君が光一さんと並んで出演して二人でKinKiの曲を歌う、というのは長瀬君と光一くんが親友で、剛光一長瀬くんは一緒にホテルに泊まったこともあるし、長瀬君は自分はキンキキッズの二人と組んでデビューするんだと思ってた過去がある、というエピソードを知ってるとより心躍る組み合わせになる。

そういうふうになると、自分はKinKi担当だけどミリオン達成のためならお世話になったSMAPの売上に貢献したいとCDやDVDを買うこともあるでしょうし、いつも番組で見かけるから下の世代のKis-My-Ft2が気になってくる、みたいなことも起こる。

ジャニーズはジャニーズの中で物語があり、関係性があり、ファンがそこを勝手に読み取ってその世界の中で循環していく。

 

で、ここでやっとHiGH&LOWの話になるんですが、そういうのをLDHとして急ピッチでやろうとしたのがHiGH&LOWプロジェクトなのかな?となんとなく思い至りました。

私はEXILE関係のグループに関しては全然わかってないのですが、それでもドラマで知ったおかげで三代目J Soul BrothersとEXILEとEXILEセコンド?とジェネレーションズ?と複数あって兼任してる人もいて、、、ていう朧気な知識は得たし、歌番組に出てるのを知ったら「あ、コブラちゃんだ!」となんとなく見るようになりました。

これってジャニーズと実写化の流れと逆なんですよね。

 

で、私全ての流れを知ってるわけじゃないし、語る能力もないと思うんですけども、とりあえずやることに意味があると信じてるので、以下投げるだけ投げておきますね!!

LDH関係者が多く実写化に関わってるので印象深いのは「ろくでなしBLUES」で、その後は実写化作品に手を出してるのかな…。

主演としてメンバーが迎えられることはあるでしょうが、その後はワールドヒーローズやナイトヒーロNAOTO、HiGH&LOWなどのオリジナル作品に舵を切った印象があります。

なので、既存の原作を使うよりも、既存のメンバーに合わせたオリジナルキャラを作りオリジナルドラマを作って、フィクションに託してリアルの物語や関係性をプレゼンしている。

やり方としては個性がすでに確立しているミュージシャンやアイドルを二次元の世界に合わせるのではなく、その確立されたキャラや個性に合わせて二次元ぽいファンタジーを流用したキャラクターを作る、フィクションの世界の方をリアルに合わせるというコロンブスのたまご的な発想の転換が行われてるんですよね!!!!

 

で、もちろんこれにもリスクはあって肝心のドラマが面白くなければ評価はされない。

ドラマが面白ければそこを入り口にして音楽活動の方に興味を持ってもらえる可能性もある。

私はワールドヒーローズもナイトヒーローも見てないのでなんとも言えませんが、そういうのでノウハウを積み重ねていってのHiGH&LOWに繋がったんだろうなと。

HiGH&LOWもドラマ放送時点での評価は決して芳しくなかったですし。

でも見返してみると新しいファン層の取り込みには成功してるし、興行収入は同時期に公開されたシン・ゴジラには遠く及ばないものの局所的に話題にはなり公開も延長され応援上映にもこぎつけたので、どうなんだろう、一応は成功なのかな。

世界観の作り方とかビジネスのやり方みてるとやっぱり上手いなと思うし、こういうのはジャニーズでこそやらなきゃいけなかった企画じゃないかと思ったのですが、おそらくジャニーズはそれを舞台でやってるんですよね。

光一さん主演の Endless SHOCK 、タッキー主演の滝沢歌舞伎、ジャニーズジュニア主体のフューチャーワールド等々。

私はどれも見てないのでこの辺もなんともコメントしようがないのですが、そのコメントしようのなさがポイントというか。

もともとジャニーさんにとって比重が一番重いのはステージであり、そこにかかりきりになっているためにSMAP解散騒動にはほぼノータッチだったという話も出ていました。

舞台って高いし公演場所の制約もあって見に行くのはハードルが高いんですよね…でもジャニーさんの年齢から考えてるとそこにこだわってしまうのは仕方ないことなのかもしれないとも思います。

だからこそ漫画、テレビ、各種SNSなどのネット、映画、音楽とメディアミックスして世界観を叩きつけてきた、そしてそれをある程度成功させたLDHの手腕が眩しく見えます…

 

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 そういえば嵐の「ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶん HAPPY(初回限定版) [Blu-ray」や関ジャニ∞「エイトレンジャー ヒーロー協会認定完全版(完全生産限定) [DVD」、私でもあまり思い出したくないですが「スシ王子! DVD-BOX」みたいな作品はあったはずなのですが、なんだろう金と時間を出し惜しみしてるのかな…悪い噂は聞かないけど、やっぱりファンが見に行くだけの規模(ヘタしたらファンさえいたたまれなくて見てられなかったかも…)の作品になってしまったのが悔やまれます。

ジャニオタだってすごい金の掛かったセットと衣装と世界観でジャニーズのみんなたちがわいわいがやがやお芝居やってるところが見たいんやで…!!!