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bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

神話としてのHiGH&LOW the MOVIE

HiGH&LOW 映画

ここ数日ずっとAKIRAさんのことを考えていました。

というのも、AKIRAさん、原始の神っぽくないですか?

 

え?こいつ何言ってるの?とお思いか?

お思いでしょう、私もそう思ってるから間違いないです。

 

でもちょっと探してみてください、ネットの画像検索で世界各地の古代の遺物を、神や精霊を、古代から伝わる彫刻や道祖神、妖怪を、ミスターポテトヘッドを、そこには絶対にAKIRAさんぽい表象があるから!!!!

ミスター・ポテトヘッド トイ・ストーリー

ミスター・ポテトヘッド トイ・ストーリー

 

 

私が探した限り、アメリカにも南米にもアフリカにももちろんアジアにもヨーロッパにもいたから!!マジで!!!

というか私がなんでもAKIRAに見える呪いにかかってるのかもしれないですが、とりあえずそこは置いといて、以上のことからユングのいう集合的無意識があるのならば、AKIRA顔はそこに刻まれたひとつの人類を代表する表象なのではないか説が私の胸の中で渦巻いていました。(伝われ~)

だってめっちゃ強そうじゃないっすか?AKIRAさんぽいといえばサッカー選手の長友佑都もそうですが、ふたりとも裸に剥いて原野に放り出してもそれなりに楽しく生き延びてくれそうじゃないすか???長友選手、大学の応援団時代に鍛えて太鼓叩くのがとても上手いからきっとAKIRAさんのダンスに合わせて叩いてくれるはず!!

え???違う?私間違ったこと言ってる????

 

でやっと分かったんですが、あの映画でやっていたことって荒ぶる神の魂を鎮めることで和魂へと变化させる、神話そのままのことだったんだなーと。

high-low.jp


HiGH&LOW Special Trailer ♯10 「ムゲン」

 

 

だからHiGH&LOW映画のストーリーって「陰陽師」や「ものののけ姫」(で見たことはないけど「ゴジラ」も)と同じで、人智を越えたところで荒ぶっている人ならざるもの(AKIRAさん)を、人(コブラちゃん九十九、ヤマト)が何らかの儀式・方法を用いて鎮める、その周りではより大きな魂鎮めの儀式としての大乱闘が捧げられているという、他の方も後半の琥珀VSその他3人のシーンは自己啓発セミナーでの洗脳みたいだと指摘されてる方がいらっしゃいましたが、それもそのはずダイレクトに宗教儀式だったんだなーって納得しました。

それに真ん中で行われている儀式を囲んで大勢が大乱闘してるのはいわば民衆の盆踊りで、それも全部鎮魂のためでHiGH&LOW THE MOVIEがこの夏最大の祭りというのもさもありなんですよ!!!

 

ギリシャ神話でも日本の神話でも自然や原始の姿を留めた古く荒々しい神、人間のロジックが通用しない神は、新しい神や外から来た神によって力をそがれたり、より脅威でない温和な神に作り変えられたり、もしくは神性を落として妖怪や精霊にされたりします。

ゼウスをもしのぐ力を持っていたヘカテーが台所の女神にされたり、多分これは日本の荒神も同じではないかな。。。

神道でも荒魂→和魂への転化、怨霊を慰めることで御霊へと転化させる御霊信仰とか多分似たような構造は世界各地であるはず。(土着の古い神を駆逐してキリストの神がはいってきたりとか)

多分私よりもっと詳しい人がいる…でもとりあえずざっくりとだけでも論は投げておく。

 

わかりやすいのはオレステイアの「慈しみの女神たち」の部分。

母を殺したオレステスを激しく責め立てる恐ろしい復讐の女神エリーニュスは、新しい神であるアポロンとアテーナーによって力を削がれ、慈しみの女神として転化される。

ただ古代ギリシャでさえ裁判という一応民主的な手続きを行ってされたことが、現代日本(一応)を舞台にした映画では物理的打撃(拳)と呪文(MUGENは仲間を見捨てねえ等)という前近代的な方法で逆進化を遂げているという驚きが…

大声を出したり背中を叩いたりするというのは、極簡単な除霊方法としても知られていますが、それは琥珀さんにも効いたんだなと思ったし、九十九、コブラ、ヤマトはあの喧嘩以外では顔に傷を受けることなんかなかった3人が自分たちの美しさを琥珀さんに捧げながら鎮めの儀式を行った男巫なんだなって。

 

同時にコブラ、ヤマトは新しい世代(映画の中でも現実でも)であるわけで、古い世代に引導を渡す儀式でもあるし、そう考えたらやっぱりHiGH&LOW THE MOVIEで描かれたのはド直球でEXILE神話だったんだなって、ちょっと怖くなりました。

 

その視点から見たら、あの映画のSWORD連合とMIGHTY WARRIORS(+海外マフィア)の対立構図も土着の神対外国からの神という読み方もできるし、たしか手塚治虫の火の鳥で似たような話あったなって思うし、いよいよやべーなって思いました。

 

私はHiGH&LOW見てからAKIRAさんのダンス見た時は、一番最初にHiGH&LOW映画の無名街爆発シーンを見た時と同じくブホォと吹き出してしまったんですが、最近はあの過剰なパワーを押し出したスタイルが癖になってきました。

多分人間が文明を持つ前、言葉では今ほど密なコミュニケーションができなかった時代、ああいう非言語コミュニケーションの代表であるダンスができたり舞が踊れたりする人材は重宝されていたんだろうなって思うし、彼のダンスは神に捧げるものというより、人間の間の娯楽だったり戦いの前の士気を高めるような感じ?

ものすごく男性的だなと思うし生命力そのものなんじゃないかと感じるし、今ほど文明が進んでない時代だったらAKIRAさんが金ピカの鎧でも身につけて現れたら神さまだ…!って信じてしまうかもしれない。

他のメンバーがけっこうスマートに踊ってる中、あのカラーはすごい貴重だし、もしかしたら今後は出てこない人材なのかもしれないと思いました。

 

あれ、私ひたすら萌え語りがしたいって思っただけなのに…

忘れられた日本人 (岩波文庫)

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