読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

映画「X-ミッション」を見たというか感じてきた6

 続き

bloody.hatenablog.com

 

山頂の銀行にはすでに警察と、多分イタリアとフランスの国境あたりの山なのでしょう、イタリア憲兵隊のカラビニエリ(制服がかっこいい!!)が配備されてます。

パパスから内緒で銃を渡され、パパスはかっこよくショットガンを構えてボーディたちを待つ二人。

置いて行かれる観客。というか私。

wwws.warnerbros.co.jp

そりゃそうですよね、今まであんだけ盛大に金をばらまき、ダイヤを撒き散らし、壊れかけてる地球に償いをするために自然と一体化してきたボーディが、今更銀行強盗!!!WHY???

 

となりますが、そもそもオリジナルのハートブルーが銀行強盗モノなのでしょうがないです。リメイクなら欠かせない要素です。

オリジナルでは90秒で全ての仕事を終える、金庫には手を出さない、死傷者は出さない、という犯罪者なりのルールがあったのですが、ボーディたちはクライマックスに慣れない銀行強盗をするのでルール無用です。

いきなり思想も何もかなぐり捨てたしょぼい銀行強盗犯になってしまいますが、もうそれはしょうがない。ハートブルーのリメイク作品としては避けられない。

 

関係ないですが、本域の銀行強盗映画ならばみんな大好き、マット・デイモンが大好きベン・アフレックの監督作、ザ・タウンがとても面白いです。ジェレミー・レナーが演じる気合の入ったマイルドヤンキーの凄み…

ザ・タウン 〈エクステンデッド・バージョン〉 [Blu-ray]

ザ・タウン 〈エクステンデッド・バージョン〉 [Blu-ray]

 

 

 

そんで金を奪って逃げようとするボーディーたちと、それを阻止したい警察やFBIとの銃撃戦が始まり、ユタはなんとか発砲させないよう、ボーディを傷つけないように働きかけようとするのですが、その願いも虚しく銃弾の応酬に…争いは何も生まない…むなしく消えていく命たち…

 

この後、ユタがボーディだと狙いを定めたライダースーツとユタちゃんの追走劇が始まります。

これもオリジナルオマージュですね。

狭い市街を走りぬけ、ロープウェイに乗り込んで逃げ切ったかに思えた犯人ですが、ユタは諦めずかなりの無理をしてゴンドラに飛び乗り、追い詰められた犯人は銃撃してくるのでやむを得ずユタちゃんは応戦してしまうのですが…

 

倒れた犯人のヘルメットを脱がすと、そこにいたのはボーディではなくサムサラだったのでした…

 

驚き、悲しむユタ…事切れたサムサラを支えたままそしてこのような役目を担わせたボーディへの怒りに震えます。

 

…ていうか、スクリーン越しでも逃げてる人女性だとわかったんだけど、実際に追っかけていてわからなかったの!?ユタちゃん!!!大丈夫なの!!!漬物石もわからなかったけど大丈夫ユタちゃん???

とびっくりしているうちにボーディはまたもや行方をくらます。

 

一線を超えてしまったボーディを、ユタははんとしても捕まえたい。

 

でも次のオザキ7が分からない。

ユタちゃんは画像やデータを集めて次のオザキを予測します…

 

え?

と思いますよね?

再び沸き起こる疑問、オザキ8とはなんぞや。

でもそんな疑問をものともせずに、オリジナルではユタとパパスがそれぞれディスカッションしながら深めていった推理を一人で展開していきます。

そりゃそうだ、FBIの人たちにエクストリーム・スポーツに詳し人いないし、オザキ8に至っては不可知の領域だろうし…

 というか他のエクストリームアスリートにとってオノ・オザキってどんだけの知名度を持ってるのだろう。。。

 

オザキ8の各項目を知っているユタが、オザキ7が実質的に何をするかわからないということはそもそもオノ・オザキはイメージと言葉を考えただけで、どこで何をするかの詳細は決めておらず、挑戦するもののクリエィティビティー(とか資金力とか体力)に任せていた可能性が…なにそれ、めっちゃゆるふわじゃん。

 

そしてオノ・オザキのゆるふわっぷりに負けないユタちゃんの名推理「他の6つの修練は全部高いところから下りるやつだったから、7つ目は高いところに登るやつだ!」からボーディの故郷でもあるベネズエラのエンジェルフォールが導き出されます。

 

しかし米国とベネズエラは緊張関係に有り、犯罪者の引き渡し条約もない。FBI捜査官を派遣することもできないのでは…?そして何より本当にボーディはそこにいるのか?

色々諦めた感じのホール長官は、なぜか英国支局所属のパパスおじちゃんに「ベネズエラへは潜入できるかね?」と聞き、ユタとともに送り込むのでした…パパスも定年間近だろうに、なんて過酷な試練を…

 

さてユタが当たりをつけたエンジェルフォールはジャングルの奥地の秘境にあり、パパスとユタの二人は小舟でアプローチするしかなかったのですが、「アメリカン・ギャングスター」で主人公を演じるデンゼル・ワシントンがヘロインをベトナムの奥地に買い付けに行くシーンを思い浮かべました。

アメリカン・ギャングスター [DVD]

アメリカン・ギャングスター [DVD]

 

 エンジェルフォールは高さが979m、1キロ近くある世界最大級の滝で、ユタがようやっとそこにたどり着くと既にグロメとボーディが…!!

 

美しいラインが見える、とつぶやくボーディとは対照的に、俺にはラインが見えない、今回は下りるとクライミングを諦めていたグロメは、ユタの姿を視認するとくそっと毒づきながら登り始めます。

ユタも迷わず二人を追って登ります。

何で登るかはわかりません。

 

だって登ってもあんな足場の不安定な場所で犯人の身柄確保はできないし、外交が緊張状態ならFBIの犯人逮捕のためにヘリなんて飛ばせないだろうし、たとえボーディが登ったとしても他に逃げ場もないんだし追わずに降りてくるのを待つのが一番合理的じゃね?死ぬとしても、もうあそこじゃ止められないじゃん、仕方ないじゃん、と思うのですがユタちゃんはそんなの気にしない。登る。そこにエンジェルフォールがあるから。そこにボーディがいるから。

 

登ってどうしようみたいなビジョンは特になかったと思う。ペットの犬とおんなじで、フリスピー投げたら取りに行くし、飼い主が走ったら一緒に走る、そんな感じ。

でエンジェルフォール979mを登り切って(どうかしてるぜ)いざボーディを捕まえるぜってなったユタちゃん、オザキ8最後の修練、「究極の信頼」を達成しようとしたボーディを追ってエンジェルフォールの滝壺(実際は、ない。良い子は真似しちゃだめ!!)に飛び込む!!!!

 

かろうじて生き残ったユタちゃん、ボーディの生死は不明。彼は生きているのか、そして生きているなら次は何を…

次回。