bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

映画「X-ミッション」を見たというか感じてきた7

長い旅もそろそろ終わりです。

前回まで語ってきたストーリー、その後のラストはオリジナルのハートブルーとほぼ同じ。

POINT BREAK (1991)

POINT BREAK (1991)

 

 というわけで、うろ覚えのままのあらすじでした!長かったーーーー!!

 

ハートブルーと見比べてみると本当に面白くて、いろんな感想ではハートブルーはちゃんとした映画だけどX-ミッションは…という意見が多いんですよね。

でもハートブルーは性的な罵り言葉が多いし女性をそのまんま性的オブジェクトとして扱ってるし、ボーディは嫌なやつだし、ユタも自分の意志に反して人質に取られた恋人のために悪事に手を染めてるしで私にとっては割りとキツイ感じの内容です。

 

X-ミッションにはビキニで踊る女の子はいても同じくらいセクシーなタトゥーおじさんがいっぱいいてそこそこバランスはとれてるし、性的なジョークはほとんどないし、全ての行動はその人にのみ責任があると無理強いしたりしなかった。それだけでもスマートになってるし、PC的にも進化してて、とても見やすくなってました。

確かにヒロインの扱いはもうちょっとなんとかならんかったかな、、、という感じですが。。。

 

ハートブルーではボーディを捕まえようとして二度、アメフトで負った怪我のせいで逃がしてしまう。

ユタにとってボーディはアメフトと同じで掴みたかったけど掴めなかった夢や憧れを象徴してるのかなと。

公開当時の雑誌の特集にはユタ視点で「彼は夢を追い、僕は彼を追った」ってコピーがあって胸キュンでした。永遠の追いかけっこ。

X-ミッションでもボーディは形而上的なものを追いかけ、ユタはそんなボーディをひたすら追いかけた感じでした。ボーディは理想論者でユタは物質主義者みたいな、そんな感じ。

 

そして公式からしてbrotherhood押しなので!!!

 

 ハートブルーはパパスとユタが同じFBIという共通言語を持ち犯人を捕まえるという共通の目的を通じて絆を深めていく中で異質な、違う言語を操る男ボーディと出会い、ボーディに秘めたスリルを求める性質を見ぬかれてこっちへ来いよされる話。

でX-ミッションはもともとスリルジャンキーで、同じくスリルを求めるボーディと同じ場所に立っていたユタが親友の死の責任を感じ、心の底から求めている自由とスリルを手放し、FBIという規律で自分を縛り付け本来の姿を見失っていたユタに、ボーディがあるがままのユタを取り戻させようと手を貸すお話。

 

 ハートブルーは パパス→ユタ←ボーディ にヒロインが加わる、という感じでしたが、X-ミッションはボーディとユタの関係に焦点をあてて、その他は保護者的な視点にしてたのが人間関係的にはシンプルでよかったです。

 

また私も一回目を見た時に、ツッコミ不在じゃないかと白目をむいたのですが、二回目みたらFBI勢は組織を挙げてツッコミしてて、ただユタちゃんがそんなものにへこたれるような子ではなかったことがわかりました。誰も悪くない、みんなベストを尽くしたのや…

あとダサいダサいと言われてるタイトルも、Pint Break公式アカウントがやはりオザキ8について一言も触れず、ただthe 8とだけ思わせぶりに書いてることを考えれば、多分プロモーション関係者も扱いについては相当困ったんだろうなって思えるし

 それは日本版予告編見ても伺えるものの、それでもX-ミッションという不明であるけれどもやり遂げなければならないミッション、すなわちオザキ8を暗喩するようなタイトルをつけたことについては敬意を表したいです。

X-ミッションというタイトルでなければここまでぐっとこなかったのではないか。

考えれば考えるほど秀逸ですね!

 

とはいえ、この映画では冒頭既に終わったものとしてさらっと簡単に流されるエベレストからのベースキャンプ。

韓国では私の大好きなファン・ジョンミンが主演した映画「ヒマラヤ」が公開されてます。

cj-entertainment.com

岡田准一の「エヴェレスト 神々の山嶺」も公開される

everest-movie.jp

2つとも多分エベレストに登頂するまでの困難を描いた作品だと思うんですが、見るたびに「X-ミッションではさらっと流されたところや、しかも山頂登頂じゃなく、そこからジャンプするだめに使われてたやーつ」って絶対思うだろうな、オザキカウントしちゃうだろうなと今から心配。