bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

映画「X-ミッション」を見たというか感じてきた 2

前回感想を書いたはずなんですが、頭の混乱具合を示すかのようにめちゃくちゃだし整理しきれてない上にめちゃくちゃなので、2回めを見に行った今私ができることはオザキ8とは何かを説明することで…

bloody.hatenablog.com

まずオザキ8とは何か。

パンフレットによると

 

さらに付け加えると

1フォースの噴出  コンゴ共和国で急流下り
2空の誕生     ヒマラヤ山脈でベースジャンプ
3大地の覚醒    メキシコゴロンドリーナス洞窟でスカイダイビング
4荒れ狂う水    フランス沿岸でビッグウェーブサーフィン

5風の躍動     スイスヴァレンシュタットでウィングスーツフライング
6氷の生命     イタリアモンブランでスノーボード
7六命の極意    エンジェルフォールでフリーロッククライミング
8究極の信頼    それが起きた時初めてわかるもの

あ、わかりませんか。更にわからなくなりましたね。

一応パンフレットに説明があるので引用しますね。

「オザキ8」とは環境活動家のカリスマ、オノ・オザキが提唱したとされる8つの修練のこと。世界で最も過酷な自然地帯に赴き、スカイダイビングやサーフィン、スノーボードなどに挑む。それを成功させることで挑戦者は自然と一体になり、悟りの境地へと達することができるという。

これらの達成は困難を極めるもので、オザキ自身も3つめで命を落としたと伝えられている。

Point Break

Point Break

 

 オリジナルの「ハートブルー」を見たので、比較しながらストーリーを書いてみますね!!

 

プロのエクストリームライダーとして、ヘリを使用しての動画撮影ができる大手のスポンサーも付き、ウェイウェイ楽しくyoutuberをやっていたパリピポ・ジョニー・ユタが親友の死をきっかけに高卒資格をとってから法科大学院に進み、厳しい試験を突破してFBIに就職しようとした時期に不思議な事件が起こり、その事件の関連性に気づいたユタがFBIの上司ホール教官に説明するのが「オザキ8」という概念なんです。

 

オリジナルでは、20年以上現場で捜査官を勤めあげてるパパスの素晴らしく地道なデータ分析からの推理によるもの。しかし色んな遺留物やデータ分析から導き出した「犯人はサーファー」は他の若い捜査官に馬鹿にされ、最初は新人のユタに打ち明けることさえ拒絶する。新人にまで侮られ、軽く見られるのを恐れている。

この辺、FBIは男の職場、見栄と意地を張り合い矜持にかけて実績をあげるホモソーシャルの難儀さが伺えます。X-ミッションには薄い要素。

 

キアヌユタちゃんは可愛い顔してオラオラなので、犯人捕まえるんだろ?お前がそう思ったのなら俺に言え!と命じて二人でデータを洗いなおしディスカッションして推理を深めていくのですけどね。

ハートブルーでは捜査が二人を結びつけ、それを通じて二人バディの仲を深めていったのに、X-ミッションではユタちゃんの「オザキ8です」という一言(多分)で済ませてる。というかこの映画の全てが「オザキ8」に集約されてる。

 

 上述したようにオザキ8とはそれを修練すれば悟りが開けるとされているもの。

犯行グループの目的は金ではなく「オザキ8」ですと上司に説明し、なんだかよくわからないまま上司はユタちゃんを信じてFBIのお偉いさんを集めた会議でプレゼンさせるんだけど、そこでユタちゃんがしたのは演壇で説明しつつ後ろのスクリーンでは自分とオザキのプロモーションビデオを流すこと。

ゆるふわ、ゆるふわだよ!!!あの会議に参加した人、なんでyoutuberがFBI捜査官に…?ってなったと思う。多分採用担当後で呼び出される。

だからユタが真面目に説明してる(大半わからないけど)後ろで、爽やかにヘルメットを脱ぐユタちゃんのアイドル動画や大自然で座禅を組んでいる異様なオノオザキの画像が流れてくるシーン、二度目に見た時私は死にました。一度死んで蘇りました。死ぬ時はデスロードで派手に散ります。

 

その後、プレゼンの手応えのなさに落ち込んでるユタちゃんをホール教官が「俺は信じる」と励ましたところでまた死にかけました。むしろその子がFBIと関わりを持ったタイミングであんなトンチキな犯罪が起ることに疑問を持って!!しっかり!!みんなしっかり!!!!

てゆうか若いころバリバリのyoutuberだったユタちゃんを見初めてFBIに入れようと画策したの、あんたでしょ!?しょうがないよな、今だって可愛いんだから10代のユタちゃんはさぞかしスウィートだったろうよ!

 

さてオリジナルのハートブルーでは、キアヌ・リーブス演じるジョニー・ユタは元アメフトの花形選手です。

ちなみにX-ミッションの監督であるエリクソン・コアの長編映画デビュー作は「インヴィンシブル/栄光へのタッチダウン [DVD]」なのですが、パンフレットのインタビューでそれについて聞かれた彼は

「アメフトは別に好きじゃないし見ない。ボールがどうしてまんまるじゃないのかも知らない」

と答えてます。

閑話休題。

膝を壊してアメフト選手としての未来を絶たれたキアヌユタは法科大学院に進みFBIに就職します。彼はFBIでも上位2%に入る優秀な新人で、この点仮IDしか与えられなかったXユタちゃんとは格が違う…

とはいえ映画の冒頭部分、タイトルバックと共に射撃シーンが始まるところはX-ミッションも同じでオリジナルに対してオマージュが捧げられるから 見 て ね !!

というか、X-ミッション、割とオリジナルを尊重しているし、一生懸命寄せようとした痕跡が残っていてちょっと切ないくらいなんです!!!!

 


映画『X-ミッション』×MAN WITH A MISSION スペシャルPV映像【HD】2016年2月20日公開

で普通のFBIならここでオノ・オザキの周辺を調査して関係する人物を洗い出すと思うし、ここでそれをやっていれば事件はもっと早く解決したはずですが、ユタちゃんはそんな眠たいことしない。

オザキ4を勝手にフランスのビッグウェーブサーフィンだ!と割り出してそこに行かせてくれ!と直訴、あっさり仮IDを渡されてフランスに飛びます。

 パパスは英国支局に在籍してるFBIの声の渋い気のいいおじいちゃん。

オリジナルではパパス40代、ユタ20代でそこそこ衝突したりするんだけど、こっちのパパスはもう還暦近いのでなんてゆうかおじいちゃんと孫的な組み合わせです。微笑ましいです。ヨーロッパでサーフィンがしたいようと駄々こねるアメリカ少年のホームステイ先のおじいちゃん、みたいな感じでオザキ4現場に行く二人。

既に始まってるビッグウェーブウェイウェイパーリー。

ビッグウェーブサーフィンには不慣れながらも(でも首元にあるタトゥーは海神ネプチューンの庇護をえるための三叉の矛っぽいので、サーフィンもしてたのかも)ターゲットに近づくために果敢に挑戦するユタですが、波を横取りしたせいでバランスを崩して海に沈んでしまいます。

そんなユタちゃんを我が身の危険を顧みず、オザキ4の習得を放り出して救ったのが、謎のエクストリームアスリート、ボーディなのでした。

 

次回に続く。