bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

映画「パディントン」見た!!!

これから春に向けて見なきゃいけない映画が目白押しで嬉しい悲鳴です。

今回見に行ったのは「パディントン」字幕版だとベン・ウィショーきゅんが声をあててます!!!

paddington-movie.jp

私の生活圏では字幕版の上映はないので、ソフト化されるまで待つつもりでしたがTwitterで吹き替え版もなかなかいいという噂を聞いて、みにいってきました。

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はああああああああ可愛い!!!映画見たらもっと可愛く見えました!!!

クマが主人公で吹替は松坂桃李くんなんですが、もうパディントンがすっっっっっっっっっっっごく可愛くてね!!!

CG??CGなのかな?もう目が、目が!!目に表情がすごく現れててキュン死にしそうになること多数でした。

あの目で見られたらちょっと平静でいられない。

思ったより元気でやんちゃなんですよね、子どものクマだから。

だから桃李くんのパディントンももちろんよかったのだけど、これがウィショーきゅんだったら本当に死んでたかもなーーーでも可愛かったろうな!!って。

(ネタバレ多少あり?)

 

 

パディントンは天災によって住む場所と家族を無くし、無邪気に人の善意を信じてロンドンにやってくる密入国者です。

欧州で近年問題になっている移民や難民を思わせるバッググラウンドがある。

最初は町や人の冷たさに困惑するけども徐々に受け入れられていく家庭をユーモアたっぷりに描いています。

私は吹替で見たのでテンポもよく、言い回しも上手くて何度か声を上げて笑ってしまったし、泣いてしまったところも何箇所か。

自分と異なるものを受け入れるのには時間がかかるなと。そしてその時間は人によって全然違う。

あってすぐ心を寄せてくれる人もいるし、実際に触れ合って自分で相手を知ることで少しずつ理解し先入観や誤解を捨てて関係をゆっくりと築いていく人もいる。

パディントンはブラウン一家の家(とてもとても素敵な家なんです!!)に身を寄せるのですが、その家族もそれぞれパディントンとの距離の縮め方が違ってました。

一家の母はまだコグマなのに一人ぼっちのパディントンに同情し、優しく手を差し伸べ力になる。

家政婦のバードさんは、まるで家族が一人増えたかのように自然に受け入れる。

子どもたち二人はある事件をきっかけに変わった遊び相手としてパディントンを好きになる。

かつてはワイルドなヒッピーだったのに、子どもが生まれたら180度変わった慎重派になりリスクマネジメントの仕事をしている父はクマなんて厄介事を抱えるのを嫌がり、なんとか彼を役所に預けようとする。けれども家族がパディントンと打ち解け、彼がとても純粋で素直で紳士的なクマだということを知り、徐々に心を開いていく。

 

面白くて印象に残ったのが、パディントンを疎ましがるキャラとして設定されてた隣人の意地悪なカリーおじさんが、適役のニコール・キッドマン演じるミリセントに

「クマが隣にいるなんて嫌でしょう?いなくなったらせいせいする?」

みたいなことを聞かれて

「そりゃあ嫌だけどそこまでは思わないよ」(うろ覚え)と答えてたこと。

一目惚れした女性に賞味期限切れの缶詰や枯れた花束をプレゼントするようなケチでしみったれたカリーさんでも、パディントンはクマだし自分は嫌だけど、いなくなってほしいと思うほどではないという節度を持ってる。

むしろカリーさんの感覚のほうが普通の人なのかもしれない。

それに彼は骨の髄まで悪人なわけではなく、悪いと思ったことには手を貸さないし、自分の良心にしたがってブラウン一家に忠告を与えてるのですよ。

原作でもパディントンが風邪をひいたらお見舞いに来てくれる優しいところがあるキャラクターだそう。

そういうのはとても救いがあっていいなと思いました。

 

あと失意のうちにブラウン家を出たパディントンが街を彷徨ううちに、近衛兵が見張りをしてるところに行き当たった場面。大雨が振ってて衛兵は見張りをしているけど、少しのジェスチャーと目線だけでパディントンに見張りのボックス?に入りなってするんですよね。パディントンは嬉しそうに中に入り、衛兵から美味しそうなサンドイッチや温かいお茶(全部あの長くて黒い帽子に入ってる!)をごちそうになる。

それまで冷たい街とたった一人でとぼとぼ歩いていたから、そうやってもてなしてもらって見てる方は安心するんだけど、交代の時間になって別の衛兵がくると追いだされる。

彼を受け入れてくれる人もいれば、受け入れてくれない人もいる。いいこともあれば悪いこともある。

とにかくこういうストーリーを作れるイギリスのエンタメ界の健全さ、志の高さをすごく感じました。

クマのパディントン

クマのパディントン

  • 作者: マイケルボンド,R.W.アリー,Michael Bond,R.W. Alley,木坂涼
  • 出版社/メーカー: 理論社
  • 発売日: 2012/09
  • メディア: 大型本
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映画としても伏線の回収が鮮やかで(特に将来のビジネスのために中国語を学んでいたジュディがクマ語を習得したところ)本当に面白かった!!