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bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

映画「テルマ&ルイーズ」見たよ!!!

映画

ラストはあれなのに、なんてご機嫌な映画なんでしょーーーー!!!

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 見終わった後、なんで今まで私はこの映画を見てなかったのや…!!と興奮しながらも愕然としました。

いい映画だったーーーー!!!

(多少ネタバレあり)

 

 

あまりにも有名なので説明する必要はないかもしれませんが、この映画は レイプしようとした男を撃ち殺してしまった女性二人の逃亡劇です。

中でも私が一番心に残ったのは、二人が劇中で3回出会うトラックの運転手。

運転手は女性の二人連れということで卑猥なジェスチャーをし、性的ないやがらせの言葉をかけ侮辱してきます。

一回目、出会った時二人は運転手のあまりに下品な言動に信じられないと驚く。

二回目はまたあのゲス男だと、下品な言動を無視して追い越す。

三回目、物語の終盤、前の二回と同じように侮辱された彼女らは空き地に車を止めて運転手を誘い出す。

女性二人と楽しむことができる!と運転手ははしゃいで下りて二人に近づいていくけど、テルマとルイーズは今までの数々の侮辱についての謝罪を求める。

「あなたって下品ね?」

「見ず知らずの女に失礼じゃない?母親や姉妹、奥さんが同じことをされたら?」

「どういうことなの?」

ときちんとした抗議をして謝罪を求める。

でも男は彼女らの言葉の途中から怒り狂いだし「お前らはイカれてる」「ファックしろ!」と侮辱を続ける。

信じがたいことに、それは自分に拳銃を向けられて、自分のトレーラーのタイヤをパンクさせられても続くんですよ!

自分の命が危険にさらされて、女性が至極まっとうなことを主張しても、運転手は自分の非も認めないし、彼女らを侮辱するのをやめない!!!

 

思えばこの逃走劇の発端も、ルイーズをレイプしようとした男のもとにテルマが現れ、銃を突き付けてさえ彼女らへの侮辱をやめなかった男に対して発泡された一発でした。

一人の男を殺し、マーケットから金を強奪し、警官を拘束してトランクに閉じ込めはしたものの、彼女らはきちんと礼儀正しく断りや労りの言葉を忘れず、いきなり暴力をふるうのではなくまずは謝罪を求める。謝罪が得られないから報復を与える。

きちんとした手順に則って交渉しようとしているのに、いつもそれを無視して暴力をふるおうとしてくるのは男性で、だからこそ彼女らは罪を重ねていく。

 

トラックの運転手は最終的に彼の商売道具であるトレーラーを二人によって爆発炎上させられます。

これを見た時の私のカタルシスといったら!!

そうだ、ああいう性的いやがらせ、不当な辱めにふさわしいのはこれくらいの罰なんだよ!!って快哉を叫びました。

 

彼女らの境遇に理解をしめし、助けの手を差し伸べようとする男性もいるんだけど、彼女らは彼らを選ばない。

助けを求めることは彼女らを痛めつけてきた社会へ再び戻ってしまうことになるから。

だからただのウエイトレスのルイーズと横暴な夫に従属するだけの専業主婦のテルマは殺人犯として指名手配され、何台ものパトカーに追われることになっても「希望に溢れてる!」「どんなことになってもこの旅は最高よ!」と笑顔で叫ぶ。

笑顔のまま、男たちの元、男たちの社会へ戻ること無く空に飛び出していく、あのラスト!!

中盤からラストにかけては、マッドマックスFRより爽快感がありました!!

この映画の時点では、社会に彼女らの居場所はないし、彼女が留まるに値しない世界でしか無く、それから25年経ってやっと踏みとどまって戦うに値するような世界に変わってきたのかなーとぼんやりと考えました。

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 最後になったけど、キュートなヒッチハイカーとして出てくる若いころのブラッド・ピットが可憐でスウィートです!!クズ男だけど、ソーキュート!!!