bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

映画「マッドマックス 怒りのデスロード」見てきたよーーーー!!!!! 7

はい、届いた!!マッド・マックスメイキング本届いたよ!!!

メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロ?ド

メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロ?ド

 

 これね、本当にいい本ですよ!!

特にフュリオサや鉄馬の女達、ミスギディやワイブスに捧げられている言葉が素晴らしすぎる。

いくつか原文あたってみてーなと思う表現もなきにしもあらずですが、ビジュアルブックに見せかけて文章の量もなかなかに凄いので読み応えたっぷりです。

(ただ字が小さいのでお年を召した方には辛いと思う。私でさえすでに辛い)

で、これを読んでから再び映画を見るととても楽しいです。

もうぼちぼち上映が終了になる映画館も出てきてるみたいなのでお早めに(うちがそうだよ!!!!)

 

 

 

私が一番心打たれたのは鉄馬の女たちのページで「この世界に少しでも健全な精神をもたらす者がいるとしたら、それは鉄馬の女たちしかいない」と脚本家がコメントしていたことです。

この健全な精神というのは英文ではsanityで、劇中で何度も出てくるinsaneと対応するのですよね。

ジョーの支配する現在の狂気の世界と、古い世界の秩序や正しさ人間性などをもたらす健全さをもつ鉄馬の女達。

二者がぶつかりあってどちらもほぼ壊れてしまい、残された者達が新しい価値観を模索していく。

鉄馬の女たちのスピリットはフュリオサとワイブスが受け継いでいるんですよね!!

 

ワイブスについてはザ・スプレンディド・アンガラッドが「指導者」、ケイパブル「誘惑的」、トースト・ザ・ノウイング「頭脳明晰」、チード・ザ・フラジール「繊細」、ザ・ダグ「愉快」という性格が付されているそうです。

てかケイパブルの「誘惑」って「有能」の間違いじゃないかと思うんですよね!!

マックスとワイブスが始めて遭遇し、フュリオサとの格闘が始まった時、ワイブスはかなり綺麗に分かれて行動してます。

その後の行動を見れば分かるように、思ったことをすぐ口にしてしまうダグはマックスの暴れっぷりに興奮して自分も飛びかかろうとしているところをフラジールに止められている。

真っ先にフュリオサを援護するために動くのはスプレンディドとケイパブル。

トーストはしばらく様子を見ている。

 

もう一度メイキングを読むと、スプレンディドがワイブスのリーダーでスプレンディドはナンバー2に位置していると書かれてます。

そう考えてみると、リーダーとそれを補佐するサブリーダーのスプレンディドとケイパブル、お互い面倒を見合っているようなダグとフラジール、名前から考えるにおそらくミスギディの一番優秀な生徒でミスギディの教えられた理想を守ろうと決意した自立自存のトーストという感じなのかなと。

スプレンディドが離脱してからは、ケイパブルは自分がリーダーにならなければと気負っているところが伝わってきます。

自分から見張りをかってでたところ、眠るワイブスたちに寄りかかられて一人じっと手にしたランタンを見つめるところ。

もしかしたらニュークスの面倒を見なければならないと思ったのも責任感からかもしれない。

砦に戻ろうとマックスが提案した時、彼女はマントを羽織画面の一番奥からスクリーンの真ん中に出てくるのですよね。

そしてウォーボーイズのニュークスがいる、とニュークスに視線をやり、ニュークスが「希望はある」と受ける。

もしかしたらフュリオサではなく、スプレンディドが騒乱の後のリーダーになるのかもしれないなと思いました。

 

ケイパブルを演じたライリー・キーオは他のワイブスたちより完璧さに欠けるビジュアルにしたとメイキング本にはありました。

これこそがケイパブルを「誘惑的」と表してしまう視点じゃないかと私は思うのですよ。

暴力を避けるために笑顔を作る、にっこり笑って魅力を振りまいて油断させ、危害を加えようとする相手の気をそらす。

これは被害をうけそうになる者にとっては生き残るためのテクニックに過ぎないのですが、多くの場合加害する側から「媚態」「誘惑」ととられてきました。

そうやって誘ってきたのだから、加害されてもしょうがないだろと繰り返し攻められてきた意味での「誘惑的」じゃないかと思うんですが、それはやりたくてやってるわけではないただの生きるための技術であり知恵なんですよね。。。だからそれを「誘惑」と言われてしまうと違うかなと思うし抵抗があります。

 この辺は原文ではどう表現されているのか気になりました。

 

敵であったニュークスに近づき心に触れ、彼の言葉を理解しフュリオサたちにつなげて結びつけるケイパブルのコミュニケーションの巧みさ、交渉役としての有能さは砦に残ったジョー側の人々と接するときにもきっと役に立つのでしょう。