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bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

映画「ハピネス」見たよっ!!!!!

ファン・ジョンミン 韓国 映画

極私的ファン・ジョンミン祭開催中だよ!

bloody.hatenablog.com

 

本当は「爆裂野球団!」を先に見返していて、そっちの感想を書かなきゃいけないなーと(どうでもいい)思ってたんですが、この映画を見てしまってもうどうしようもない激情に駆られたのでこっちを先に書きますね!!!!!

ハピネス [DVD]

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 2007年公開、恋愛映画の巨匠ホ・ジノ監督4作目の作品ですが、私が監督の作品を見るのはこれが初です!

ヒロイン、ウニは「チョン・ウチ」のヒロインを演じたイム・スジョン、主人公の元カノ・スヨンを演じるのは「天軍」のヒロインを演じたコン・ヒョジン。

主人公ヨンスの友人役としてリュ・スンスも出てるよー!!!

(ネタバレします)

 

 

 

 

もうそろそろね、クズ男の二股グズグズ話を「純情悲恋」って皮をかぶせて流通させるのやめましょーよー!!!

「舞姫」「わたしが・棄てた・女」「椿姫」「蝶々夫人」、私は寡聞にしてそれくらいしか知らないですが、本当に愛した女と世間体で一緒になった女、もしくは地味で不幸だが純情可憐な女と派手で自由奔放な女、対称的な二人の間で揺れ動いた結果後者の女の元に去り、前者の女が幸薄く亡くなったことを知って「ああ俺はなんて悪いことをしたんだ俺はだめな奴だ」と悔いる系の話は、もう、十分見てきた!!!

そういうの若き日の過ち、純粋で愚か故に犯してしまった過ちは美しい過去、死んでしまった美しい君よ、僕が真実愛していたのは君一人だったんだ、みたいに描くの、もうたくさん!!!!

 

と後半に至るにつれてかなりエキサイトしながら見てしまったのですが、きれい系ジョンミンさんのPVとしては本当に素晴らしいと思いますよ!!

 

これに先駆けて2005年に公開された「ユア・マイ・サンシャイン」では貯金と仕事が楽しみの垢抜けない素朴で一本気な田舎青年を演じています。

この「ハピネス」では難病&田舎という共通点はあるものの、彼が演じるキャラは本当にまったく違って都会派スタイリッシュクズ男ってのが最初からもうビンビン伝わってくるんですよね!同じ人が演じてるけど別人みたい!!(当たり前!)

だからだいたいの展開、欲望に弱いクズ男は欲望に負けて都会に帰るってのは予想できるんですよ!

 

でもジョンミンさんの二枚目っぷりがあまりにスウィートすぎて前半は、ハマりたての時期を彷彿とさせる大量の溢れだす萌えに悶絶しながら見てました、見れました!!!

ここ最近見てたジョンミンさんがだいたい三枚目系だったので、

ひゃー二枚目だーーー!!超絶かっこいいーーーーー!!!スタイルいいから白シャツにジーパンでも多少ださい服着ててもかっこいいーーーーー!!!

とジタバタしながらね!!それなりに楽しかったですよ!!!

足を持て余すかんじで交差してくんで体育座りっぽく丸まって泣いてる姿とかね、キュン死にするかと!

ウニに優しく微笑みかけ、荷物を持ってやって、映画館で囁きかける場面もね、本当にスマートだし、やっぱりどこか都会の洗練された物腰は残ってるわけで、なおかつ男っぽさもあってセクシーだし、田舎娘がこれやられたら惚れるな!!ノックアウトだし、初めてあった時からそうだったは!って。

こいつクズだよ、どうせ田舎も田舎の女も捨てて都会に帰る男だよ、世話焼かれて尽くされれば尽くされるほど調子乗って重くうっとうしく感じて捨てる男だよ、とわかっていても!ガワがキュートだと、そういうのは一旦置こう、ってなるから!

あんだけのクズっぷりを一時的にだけでも覆い隠せるガワの威力ってすごいね!!!

 

落ち着きましょう、私。

ソウルで欲望のまま自由奔放に生きてきた主人公ヨンスは重度の肝硬変を患い、恋人や友人、母親にまで留学すると嘘をついて治療のため田舎の療養所へ行きます。

ヨンスは質素で娯楽も何もない田舎の生活を最初は馬鹿にしていたものの、徐々に馴染んでいき、8年間療養所の仕事をしながら自分も難病を患っている純情可憐なウニと出会い惹かれ合っていきます。

二人は療養所の穏やかな生活の中愛を育み、ついには療養所を出て小さな家に引っ越し二人で暮らし始めるのですが。

 

この恋愛に至るまでの過程もヨンスは受け身なんですよ!!

あー君が俺のこと好きなんだよねー君が好きなら俺も受け入れるよー的な!!

キスもプロポーズも最初に働きかけるのはウニなんです、その後に君が望むなら~って感じで動くのがヨンス。

しかもキスするのも「私の病気は伝染りませんよ」って言われてからですから!

今まで伝染る病気かもしれないと思って距離を縮められなかったのかこの男は!と。

この男の根本的なずるさが、幸せな甘酸っぱい恋愛パートにまでにじみでてる!!

さすがファン・ジョンミン、上手いよね!!演技上手だよね!!!


 

で、浮世離れした桃源郷のようだった療養所をでて二人で暮らし始めてからだんだん雲行きが怪しくなる。

ウニを「さん」付で呼んでいたのが愛称になり、買い物に行っては黙って酒を買い込み、ウニが健気にも雨の中薬草を取ってきたことに大して余計なことをと激高する。

お金がなくても穏やかに暮らしていければいいというウニと、元々都会で金にあかせて好き勝手に暮らしてきたヨンスの間に不協和音が生じ始める。

ヨンスのために薬草をとってくること、肺をかばうために両膝を立てまるまってゆっくりと食事をすること、夜中に発作が起きて別室で酸素治療をして苦しそうな彼女の咳を聞くこと、全てが重く、貧乏臭く、面倒に感じてくる。

自分の治療がうまくいき、回復して通常の生活を送れるようになったヨンスの元にソウル時代の友人と元カノが訪ねてきて、その想いは強くなり、母親を尋ねると嘘をついてソウルに戻り、元カノの家に転がり込む。

ウニからの着信が入ったことそ知って元カノに「俺は死んだと伝えてくれ」と言うんですよ!!

 

この辺の心変わりしていく様を本当に繊細に演じていて、冷静に考えると俳優としての力量に感動するんですけど、物語に感情移入するともうヨンスのクズっぷりに耐えられなくなりそうでね!!!本当に、大変でした!!

 

ウニと別れ話をするときも本当に本当にクズここに極まれり!!って感じでね。

俺から別れるなんてそんな酷いこと俺にさせないで、お前が俺を振ってくれって!!!

よし、ウニよその辺に包丁か斧かあるだろう??それでいてまえ、指か耳くらい切り落としてやれ!!!って私は祈りながら見たんだけど、当然そのような展開にはならずウニは彼を詰りただ泣くだけでね!

そうやって自分も難病を患いながらも彼の治療を一生懸命手伝ってくれた女性を捨ててまで戻ったソウルでも、その無為な生活にすぐ飽きて住まわしてくれてる元カノに「こんな生活たのしいか?」「クソ女」と暴言を吐くんですよ!

クズだ、心底クズ!!!

 

ジャンクフードやタバコ、酒にまみれた生活を送っているうちに肝硬変は当然再発(銭湯で全裸で喀血)、彼もまた入院したところに療養所の所長が訪ねてきてウニがもう長くないことを知らせます。

ウニの病院を訪れたヨンス、ウニはもう喋ることすら出来ずやっとのこと動かした手をヨンスは必死で握りしめるのですが。

もうここは渾身の力を振り絞ってヨンスの首を締めてくれ!!!ヤツを地獄へと叩き落とせ!!と願わずにはいられませんでした。

 

でウニは若く美しいまま死に、ヨンスは再び療養所に戻ってエンドです。

ああ本当の幸せとは君と過ごしたあの穏やかな日々だったよ…

 

 

 

 

 

 

 

 

……ってやかましいわ!!!!

 

もう「パイラン」みたいに最後友人が放った刺客に殺される悲惨な最期の描写くらい入れてくれないと、私は、ちょっと、納得出来ない!!!

この気持どうすればいいの!!!とおもいながら「哀しき獣」見て、「クズ男はクズ男同士で殺しあってみんな死ねばいいんだ…」と暗い欲望を満たしましたよ!!

 

ただね、本当にジョンミンさんのビジュアルと演技は素晴らしいので、頑張って見てよかったなって!

最後まで耐えて偉かったね、自分!!って思いました!!

 

追記:特典映像が60分ついてるので、そこでご機嫌に踊ったり歌ったりするジョンミンさんの姿を見てやっと落ち着きを取り戻せました。