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bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

映画「ビッグ・スウィンドル!」見たよ!

キム・ユンソク 映画 韓国

しつこいけど大事なことなので何度も言います。

海にかかる霧」公開に合わせて私の中でユンソク祭開催中です。

今回の映画は「タチャ いかさま師」「10人の泥棒たち」のチェ・ドンフン監督の第一作目「ビッグ・スウィンドル!」です。

ちなみにユンソク氏はチェ・ドンフン監督の全作品に出演していますよ!

ビッグ・スウィンドル! [DVD]

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 この作品以前の出演作はクレジットの順序的に見てだいぶ端役っぽく、日本発売もされてないので、実質私が遡れるのはここまでです!

 

この映画でユンソク氏が演じているのは主人公たちを追う刑事の一人。

終始ちらちらと出番はあるものの、組織を裏切るわけでもなく目立つ活躍をするわけでもないそこそこ真面目で熱血なモブ刑事です。

 

 

 基本は詐欺師たちの騙し騙されクライムムービーです。

主演はドラマ「パリの恋人」で人気を博したパク・シニャン、ヒロインは「カル」でヒロインの親友を演じたヨム・ジョンア。

他にも韓国映画界でのおなじみの脇役役者がたくさん出ています。

 

ユンソクさんは切れ者でもなんでもない刑事っぽくころころ太った常時ジャージ姿ですが、自分にフォーカスが合ってないのに画面の隅で細かい演技をしていたり、ズボンを脱がされたりしてます。

自分のチームの班長(不当取引ではだいぶ出世してる役を演じたチョン・ホジン、ハンサム!)が怒って暴れるのを止めるところは、その後彼が演じる役を考えるとなんとも可笑しい。

 

この監督の元で、この何の変哲もない、コメンタリーでもこれといって触れられていなかったモブ刑事から「10人の泥棒たち」で主役を演じられるまでになったのかと思うととても感無量でした。

よくぞここまで成り上がったね!

 

コメンタリーで監督は制作会社が前年に作った「殺人の追憶」を挙げ、韓国映画には敗北や主人公の死を描く物語を描く作品が多いから、自分はハリウッド映画のように「勝利」の映画、泥棒や詐欺師が成功するような映画が撮りたいと語っていました。

その言葉通り、チェ・ドンフン監督その後の作品でも繰り返し描かれるモチーフがちりばめられていて、彼の作風の原典としてとても興味深い映画でした。