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bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

「問題のあるレストラン」が凄すぎて打ちのめされた

テレビ 健康・ASD

息するようにセクハラパワハラされているみなさん、こんにちは!

お元気でしょうか、私はそういうのに削られて失った元気を取り戻すために療養中です。

 

さて昨日は私の中で激アツのドラマ、「問題のあるレストラン」第6話が放送されました。


問題のあるレストラン - フジテレビ

 

ドラマの終盤で、今までいまいち正体不明だったYOUが演じる烏森が休業中ではあるけれど弁護士であることが明かされました。

そのシーンで私は思考停止しました。でも鳥肌がたちました。

 

思考停止したのは、まさか一話で描かれた事件を法廷に持ち込むような展開になるとは思いもしなかったから。

架空の、都合よくストーリーが進んでいくドラマにさえ私はそこまでの期待をすることなく諦めていたことを思い知らされました。

どれだけ醜悪で下劣なことが当たり前に行われているかを描き、レストランを成功させる、主人公の親友にした仕打ちの犯人たちの体裁を痛快に潰すこと、それがテレビドラマで描ける精一杯だと思い込んでました。

 

鳥肌が立ったのは、この問題を裁くために法と秩序の世界で戦う姿勢を見せてくれたからです。

セクハラ・パワハラの被害を受け、それを申し立て正当な罰を加害者に与えるのは本当に本当に難しいことです。

私は知っています。

当事者として行政機関に駆け込んだことがありますから。

でも言われたのは「証拠は?」「証明できる人はいますか?」「不利な立場になりますけど」「難しいですよ」「会社やめないといけなくなりますけど?」という言葉でした。

その時点で心身ともに害されて消耗し疲労しきっていた私は全部を諦めました。

「それでも戦いたい。不正は正したい」と食い下がることはできませんでした。

法律はあるはずなのに、それを管轄にしている行政機関は労働者を守ってはくれないと絶望しました。

どれだけ侮辱され傷めつけられても我慢し、耐えるしかない。耐えられないならこの社会で平穏に生きていくことはできない。

 

一話で退場したたま子の親友、藤村五月がレシピノートに書き留めていた言葉は痛切です。

 

男の人のすることなんて許しなさい、と母は言う。お母さん、それはもう私に生きるなということです

 

同じだ、と思いました。

私もあれに耐えて生きていかねばならないなら死のうと思ってました。

あれを我慢してまで生きていくほどの価値はこの世界にはないと。

たくさんの女性が醜悪で下劣な理不尽に耐え、あるいは耐えられずいろんな場所から退場していった、退場せざるをえなかったことを思いました。

これはドラマです。

ドラマだけどその醜悪さを少しでも描いてくれたこと、そしてきちんと法的にも決着をつけようとしてくれていることに私は救われています。

 

戦おう、と烏森さんがたま子に語りかけていた頃の新田ちゃん、川奈ちゃん、千佳ちゃんの3人の情景は非常に美しいものでした。

穏やかで静かで平和で調和がとれていてとても優しい空気でした。

美しく完成された風景でした。

3人共、手酷い傷を追ってたどり着いた場所です。

あそこに、彼女たちを傷つける人は誰もいない。

そういう世界が少しでも続くように大人たちが守らなければならない。

 

今回その可能性が見えただけで、本当に法廷で争うことになるのかはまだ分かりません。

でも私は切望しています。

罪には相応の罰を。名誉の回復を。それが当たり前である社会を。