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bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

映画「悪いやつら」見たよーーー!!

映画 チェ・ミンシク 韓国

一本しかないマーク・ウォルバーグにあるのなら、このブログのカテゴリにチェ・ミンシクって作ったほうがいいんじゃね?と思えてきました。

(追記:作りました)

チェ・ミンシク出演映画4本目、「悪いやつら」をレンタルしてきましたよ!


悪いやつら : 作品情報 - 映画.com

 

堅気でもヤクザでもない“バンダル(ハンパ者)”と、裏社会に君臨するカリスマの生き残りをかけた攻防を描く。1982年、賄賂でクビになった元税関職員のイクヒョンは、遠い親戚に裏社会の若きボス、ヒョンベがいることを知り、そのコネを使い、狡猾な交渉術を駆使して裏社会でのし上がろうとする。イクヒョンの頭脳とヒョンベの力があわさり、2人は釜山の裏社会を席巻するが、90年、ノ・テウ大統領が「犯罪との戦争」を宣言し、犯罪組織の一掃に本腰を入れはじめたことをきっかけに、2人の間にも亀裂が生じはじめる。(映画.comより)

 このうだつのあがらない下っ端公務員から口とコネと血縁を生かして裏社会を利用してのしあがっていくイクヒョンと、カリスマ性溢れるヤクザ組織のボス・ヒョンベの物語なんです。

なんですけど。。。

見終わったあと私リアルに「これ実写版ヤクザBLや……」と呟いてしまいました。

悪いやつら [DVD]

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 もしかしたらネタバレを含むかもしれないので畳みます。

 

 

 

 もうイクヒョンとヒョンベの運命の出会いからめくるめく愛の日々、徐々に響き始める不協和音、そして憎しみを伴う別れを当時の世相と政争などを絡めて描いた大河ロマンというかラブストーリー!!!

ええええええ、公式がここまでやってくれるんだーーーーー!

とね、新しき世界を見た時にも思ったけど、すごいわ。すごい

 

最初に出会った後、イクヒョンなりふり構わずヒョンベちゃんを「一目惚れしたんだよ」と口説いてるし、二人で海辺にピクニックに言って仲良くお弁当食べてるし(ヒョンベちゃんの刺青がド迫力)、ヒョンベちゃんがほろ酔いでイクヒョンに「愛してます」と告白した後イクヒョン「俺とお前は一心同体になるべきだ」と返してるし、あまりの事態に我が目を疑いながら見ておりました。

 

で別れに至るまでの経緯も切なくて、ヒョンベちゃんは紛うことなき極道者なんですよね、刺青もあるし力でのし上がってきた暴力団の組長。

だけどヒョンベちゃんの大叔父イクヒョンは一般人ではないものの、極道ではない。

劇中でも何度かイクヒョンが秘密裏に手に入れたらしい拳銃を鏡に向かって構えるシーンがあるけど、その拳銃の中に弾丸は入っていない。

そこに弾丸を入れて発砲できるほどの覚悟はない。

そのことを察したヒョンベちゃんは、やはりイクヒョンと一緒に生きていくことはできないと別れを告げるんですよ!

もうね、この辺のやりとりが切なくて、一緒に手と手を取り合って堕ちていけばええやんかーとハンケチを噛みながら(比喩)見守っておりました。

 

劇中でコミカルに描かれる汚職公務員の生活や、10親等ほど離れていても発揮される血縁のコネの力(広報誌出してるような親族会があるんですね!)、家父長制の強力なしがらみなんかがこれでもかと描かれていて非常に興味深かったです。

日本と似ているところもあり、ちょっと違うところもあり。

 

チェ・ミンシクは私が見た中で一番丸々としていました!

動きがいちいちころころしてて可愛かったです。

お気に入りはヒョンベちゃんの父親の名前を聞いて記憶を辿って腕組みして首をかしげてるシーン。

あれ?あそこにいいるのミンシク氏じゃなくてtedじゃね?と思ったほど。

ヒョンベちゃんに振られてすぐ別の男に行く気の多いted。

 ヒョンベちゃんを演じたハ・ジョンウもかっこよくて!!!

 

 私の持論として、物凄く印象に残るシーンや思わず真似したくなるような登場人物の仕草などが一個でもあったら映画はもうそれだけで成功というのがあるんですけど、今回はヒョンベちゃんのタバコの折り方が超かっこよくってですね!!!

 

かつて自分の子分だったキム・バンホにタバコの火をつけさせようとするけど、バンホも自分の子分の前でそんな屈辱的なことは出来なくて拒絶する。

で差し出したたばこをヒョンベが差し出したまま片手で折るんですよ、静かな怒りが伝わる緊張感のあるシーンで、もうこれ是非真似したいかっちょいい折り方で!

私タバコ吸えないからシガレットチョコとかで代用するしかないけど、いつか絶対やってみたいです!

 

で、そのタバコを追った後、静から動へと鮮やかに切り替わり、ヒョンベは手近にあった鈍器を手にして躊躇なくバンホの頭に振り下ろし、容赦なく殴り続ける。

何度かあるヒョンベちゃんの制裁シーンの迷いのなさが、彼のヤクザとしての凄みを表しててほんとにかっこいいです。(イクヒョン大叔父は割と引いて見守ってる)

刺客に追われて逃げる時、古傷のせいで思うように動かない足を叩きながらそれでも必死で早歩きするヒョンベちゃんもよかった。。。

 

映画.comだと原題Nameless Gangsterなんですね、こっちのほうが分かりやすいかも。

だって映画見てたら「悪いやつら」じゃなくて、イクヒョンが「悪い男」ですから。