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bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

シン・シティをおさらいしたよ!!!

映画

シン・シティの新作が公開されるということで、それに備えて旧作をおさらいしたよ!


映画『シン・シティ 復讐の女神』公式サイト

 

前作が公開されたのは「300(スリーハンドレッド)」より前の2005年。

モノクロの画面に、瞳や血、靴などポイントのみがカラーにしてあるスタイリッシュな映像とショッキングなアクション、ハードボイルドな展開は本当に衝撃でした。

 

今回見たのはブルーレイ版です。

コメンタリーが2つついてたので裏話を楽しむことが出来ました。

シン・シティ [Blu-ray]

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シン・シティは架空の街で、この映画では3つのストーリーが展開されます。

登場人物はそれぞれ違いますが、どの話にも同じ酒場が出てきて、主人公たちのストーリーはそこで交わります。

シン・シティ


SIN SITY(日本語予告編) - YouTube

エピソード1「ハードグッバイ」

ミッキーローク演じる容貌魁偉な殺し屋、マーヴと高級娼婦ゴールディの物語。

快楽殺人者として登場するイライジャ・ウッドのことを、フランク・ミラーとロバート・ロドリゲスのコメンタリで「人食いフロド」と呼んでるところがおかしかったです。

ミッキー・ロークは気分にムラがあって気持ちがのらないとどうしようもないけど、一度役に入ったらもう誰も止められない話や、「怪我するからいやだ」とアクションシーンを嫌がっていたものの、武器の斧をもたせたらキレッキレのアクションを見せてくれたというエピソードなど聴き応えがありました。

 

イライジャ・ウッド演じるケビン、私が見たことのある映画の中でもけっこう酷い殺し方をされてます。ショッキングです。

ロード・オブ・ザ・リングを見た後にこれを見ると役者さんの幅が見れて楽しいです。

マーヴの保護観察官ルシールを演じるカーラ・グギノがTバックのみの裸体を晒しているのですが、本当に美しくて眼福でした。

ロアーク枢機卿とケビンがくっつけば悲惨なことは起きなかったのに、という感想は変わりません。

 

エピソード2「ビッグファットキル」

娼婦たちが取り仕切る自治区オールドタウンと二丁拳銃の殺し屋ドワイトのお話。

このドワイトを演じるクライヴ・オーウェンが本当にクラシカルにかっこよくって、コメンタリーでも「これぞ本物の男だよ!」と監督たちに絶賛されてました。

もう翻るトレンチコートの裾の広がり方さえ完璧なんです。ため息が出るほど素敵。

ともすればかっこつけすぎで笑われるようなキメ顔を、わかっててかっこよく演じてくれてます。

男臭くてワイルドなアウトローを演じきってます。

そして白眉はベニチオ・デル・トロ演じるジャッキボーイのコメディリリーフっぷり!

死に様が笑えるし(アイーン顔で死んでる)、死んだ後もラグビーボールのようにめちゃくちゃされてます。

 

この話にはフランク・ミラーお気に入り(「あそこまでいくとフェチだよ!」とからかわれるほど)のキャラクター、ミホが登場します。

モデル出身のデヴォン青木が演じた、一言も台詞を発しない無敵の人間凶器、使う武器は日本刀に手裏剣、弓矢。

監督は「日本で言う”カミ”のような存在。善にも悪にもなり得る」とコメントしてました。

このミホが神秘的で強くて本当にかっこいい。

他の娼婦たちはボンテージ衣装を思わせるレザーを使った露出度の高い衣装なのですが、ミホは着物を思わせるオリエンタルな服で音も立てず静かに動いて敵を殺すんです、本当にかっこいい!

そしてクライマックス、バーレスクダンサーのように派手な身なりのたくさんの娼婦たちがマシンガンを構えてギャングたちを殺しまくる場面、まさに「The Big Fat Kill(大虐殺)」はスカッとします。デル・トロ吹き飛ばされるし。

 

エピソード3「イエロー バスタード」

冒頭の老刑事ハーティガンと彼に助けられた幼い少女ナンシーの物語の続きです。

冒頭で死んだかに思えた幼女レイプ殺人犯は有力者である親がなりふり構わず資金を投入したおかげで生き延びたものの、治療の副作用で化け物のような姿になり、ハーティガンへの復讐を行おうとします。

その魔の手から愛するナンシーを守るために老体にムチ打ち奮闘するハーティガンのハードボイルドっぷりに心打たれます。

(が、身体は重ねずともあんなキスしちゃだめだろうとは思う)

このイエローバスタードのバスタードっぷりがいっそ清々しいほどで、頭の先からつま先まで少しも残らず糞野郎です!同情の余地が一片たりともない!

なのでハーティガンが素手でイエローバスタードの金玉をちぎり取る場面も、ナンシーのように微笑んで受け入れられると思います。

 

この映画はほとんど一つのグリーンスクリーンのスタジオと、バーのセットで撮っているそうです。

背景はほとんどCG。

Rロドリゲスは盛んに「デジタル処理できるから金もかからないんだ!」「時間もかからなくて合理的!これがロケならどんだけのスタッフを引き連れて移動しなきゃいけないか!」「デジタルなら撮り直しも簡単なんだよ!」と盛んに言ってました。

よっぽどこの撮影方法が好きらしく、基本的にデジタルは使用しないお友達のクエンティン・タランティーノにもデジタルの良さを味わって欲しくてエピソード2「ビッグファットキル」の1シーンにゲスト監督として招いたほどです。

メイキングも入ってましたが、本当にテーブルや小道具以外は何もないところで俳優たちが演技してるんですよね。

しかも俳優たちのスケジュールが合わなかったらしく、エピソード1で戦っているイライジャ・ウッドとミッキー・ロークが初めて顔を合わせたのは撮影終了後のプレミア上映会だったとか!

それぞれ別に撮影して、後でCGで俳優たちを合成していったそうです。

エピソード1に出てるマーヴの告解を受ける神父がフランク・ミラー本人とか、エピソード2に出てくるダラスを演じたのがロバート・ロドリゲスの妹とか(フランク・ミラーに「君はいつも見てるから判らないだろうけど、彼女とても美人だよ!」と褒められるロドリゲス)豆知識も満載で楽しいコメンタリでした。

 

公開当時のレーティングはR15+指定。

女性の裸と残虐なシーンはありますが、ほとんどモノクロ映像なのでグロ度は低いと思うのですが、、、どうでしょう。

グロと血液が苦手な私でも楽しく見れました。

そしてブルーレイ特典のRロドリゲスのお料理教室!

夜中に小腹が空くよね、今日はとてもいいレシピを教えるよ!と言いつつ小麦粉からタコスを作り上げていくRロドリゲスがとてもキュートでした!!!!

アメリカには夜食にさっさと小麦粉をこねてトルティーヤを焼き、フィリングもささっと手作りしてくれる男性が存在してるらしいですよ。。。

これが一番の衝撃だったかもしれない。。。