bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

映画「グレートデイズ!」見てきたよ!!!!


映画『グレート デイズ! -夢に挑んだ父と子-』公式サイト TOHOシネマズ 日本橋、新宿武蔵野館 他 にて大ヒット公開中!

(↑飛んだらいきなり音声ありで予告編流れるからご注意を)

 

ネタバレっぽいものをしながら感想を書くので、以下見てない方、これから見る方はご注意を

 重度障害があるジュリアンの父ポールはロープウェーの整備士で世界中を飛び回ってきた。

息子のジュリアンの教育と介護は妻に任せ、逃げるように仕事をしたポールはある日クビを宣告され自宅に戻ってくる。

時間があるのなら今までの分息子と向き合って欲しいと願う妻のクレールだが、ポールは次の仕事を探さなければと焦り、家庭は崩壊寸前。

息子のジュリアンは障害者がその父とトライアスロンのレースに出た記事を見て、自分もしたいと父親に話を持ちかけるが、そんなものは夢物語でリスクも経済的負担も大きいと一蹴する父。

 

で、業を煮やしたジュリアンが選択した手段は、自分が通う障害者の学校のクラスのみんなに根回しして、「ポールが学校に来て話をしてくれるまで授業は受けない」というストライキを決行。

教師に呼び出されて教室を訪れたジュリアンのクラスメイトに囲まれ、ポールは代表者の女の子と話し合うんです。

「私たちはこの学校で人生の希望について学んでいる。

泳ぐこと、自転車を漕ぐこと、走ること、この三つは私たちにとっては希望であり夢なんです。ジュリアンと一緒に私たちに希望を見せて」

ポールは面食らいながらも「でもリスクが大きい」と言葉を濁すのですが、彼女は首をかしげながら「でもワクワクするでしょ?」と言い放つ。

少女は笑顔を見せることも感情的になることもなく、そうやってクールに交渉してそのシーン終わり。

次の場面ではポールが技術者としての腕を活かし、親子で乗れる二人乗り自転車を整備するシーンに。

 

私はこの演出のそっけなさというかあっさりっぷりに感動してしまいましたよ!!

邦画ならしゃぶりつくす、泣ける、感動できるシーンだと思ったら長引かせていろんないらないものをごちゃごちゃ詰め合わせるんじゃないかと、少なくとも私はそう感じ、それを警戒していたのでほっとしました。

ああそういうの省いていけば90分でも過不足なくいい映画が撮れるんだ!と。

 

50キロ近くある男性の介護をしてきた母親が、職場で若い部下に向けて今までを振り返って語る場面

「ポールは男の子が生まれてとても喜んでくれた。でもその子が普通の子みたいに歩けないと知ると無口になった」

「夫としてはいい人だけど父親としては。。。もう限界かもしれない」と涙をぬぐうクレールに対して、ちょっと間を置いて部下の女性は「じゃあ奥様、どんな髪形を?」って明るく語りかけクレールも「ええそうね、手入れをサボるとすぐぼさぼさね」と涙ぐみながらも笑って返す(職場は美容室)場面も、これ邦画なら。。。とうっかり考えてしまいましたがな。

 

当のジュリアンは自分を省みることのなかった父親を力技で振り向かせた後、愛するあまり過保護になりすぎている母親とも対決しなければならず、どちらの葛藤もきちんと丁寧に描かれています。

 

で、ジュリアンと父親はニースで開催されるトライアスロンの一般部門に出場することになるんですよ、父親のゼッケンで。

だから16時間以内にゴールしなきゃならない。

パパポールは50キロある息子と、アイアンマンディスタンスと言われる一番過酷なトライアスロン、3.8kmのスイム、180kmのバイク、42.195kmのランをこなすさなければならない。

スイムなんて、自分の腰に紐をくくりつけて、息子を乗せたゴムボートを引っ張るんですよ!

ポールすげくね?超アイアンマンじゃん、ロバートダウニーJr.よりもむしろアイアンマンなんじゃね?と。

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と、まあ感動的な話で、フランスの障害者周りの生活も興味深く描かれているんですけど、私はもう途中からポールを演じた主演のジャック・ガンブランのセクシーっぷりにやられてそれどころじゃなくなってましてね。

ランや水泳の練習が描かれているので、自然露出度は高くなり、素敵な中年男性の太ももやでん部やはだけた胸元や苦しみ悩み泣き崩れる様子が映るのがとても眼福でした。

感動とお色気を味わえるいい映画です。


『グレート デイズ! ―夢に挑んだ父と子―』 - YouTube