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bloody’s diary

☆血反吐を吐きつつ書くブログ☆

「全部だきしめて」の歌詞について

KinKI Kids

 

突然ですが、私はKinKi Kidsのファンです!!!!

ずっと彼らに忠誠を誓っていた生粋のファンというわけではなく、出戻りなのですが、ファンクラブにも入っていて今度の年末のコンサートも行く予定にしています。

今日は以前ツイッターで書いた「愛のかたまり」「全部抱きしめて」の歌詞についての感想をこちらにのっけておきます。

あくまで私の受け取り方です。

人のブログ見るときは、この形式は読み込み遅くていやだなーと思うんですけど、許してつかあさい。

 


愛のかたまり KinKi Kids - 歌詞タイム

KinKi の二人で合作した「愛のかたまり」はキンキのファンアンセムと化していて本当に大好きなんだけど、冒頭の歌詞が女性視点で、彼氏は私を電車にのせるのを嫌がるという意味の詩で、それ聞く度嫌なら車で送り迎えしろよ!とつっこまずにはいららないし、束縛の強さを感じて複雑な気持ちになる

 

でも「愛のかたまり」はすごい名曲だし二人のハモリも絶品なんですよね。ほんと大好きなんですよ! 愛のかたまり: http://t.co/cBZIEG83u6

 


とはいえ剛さんが描くこの詩の女性はかなりの危うい依存体質っぽくて、こういう感じの女性が可愛いし好まれるんだろうなと思った次第。 男性が描く女性視点ってそういう傾向があるなと。

— 2014, 9月 24
もちろん剛さんが作る歌詞が彼のジェンダー観そのものをあらわしているわけではないことは承知の上で、しばらく続きます。

キンキの歌で?ってなる筆頭といえば、初期の名曲で作家さんが作詞した「キミは泣いてツヨくなる」があって、これ本当にノリもよくてダンスも可愛くてコンサートでも盛り上がるんですけど、結局浮気の言い訳ソングなんですよ。聞くたび「ねーよ!」ってhttp://t.co/Qz9rIrwroP

 


「愛のかたまり」と同じく、剛さん作詞光一さん作曲に「恋涙」という曲があって、これは私女性的すぎる歌詞だなとは思うものの、「愛のかたまり」のような違和感は感じず大好きな曲で。これは抽象的にしてあって現実感が愛かたほどないからだと思います。いつもイントロの剛さんの「ねえ、恋涙」で感動

 

と考えていくと、作詞家プロ中のプロ、康珍化が手がけた「全部だきしめて」の素晴らしさに思いを馳せずにはいられない。この名曲は、二人の歌唱パート分けも練りに練られているように私には思える。 まず君を支配したくて君を大切にしてたわけじゃない、と優しく光一さんが歌いだす

 

何かの見返りを求めて君のそばにいるわけじゃないから、僕を試す必要なんてないよ、と光一さんが真摯に語る。その後は剛さん、この曲では全部通してかなり力強い調子で歌っているのですが、落ち込んで誰かを傷つけたくなったら迷わず僕を選べ、自己嫌悪に陥ってもその後に笑顔になれるまで一緒にいると

 


君が僕を傷つけることで、君は自己嫌悪に陥って孤独を感じて荒れるだろうけど、それが過ぎ去るまで待つしそばにいるし、その後ともに笑顔になれるまで回復の手助けをするよ、と剛さんが力強く歌う。君が傷つけても大丈夫、それくらいで僕は傷つかない強いからとでも言うように。

 


その後二人ユニゾンで、君がいたからこそ僕はここまでやってこれたからこそ、君のためにできることを探してる、となってサビに行きます。 ご存知の方のほうが多いでしょうけど、「全部抱きしめて きみと歩いていこう」の後に君が泣くなら君の涙まで、君が笑うなら君の笑顔まで、と続く。

 


ここが大事なんですよ!君に語りかけるのに「泣かないで」「笑っていてほしい」的なフレーズじゃない。泣くのも笑うのも、そのまま抱きしめるから受け止めるから、一緒に歩いていこうと語りかけてる。 僕が勇気を覚えたのも、君が何かしたからじゃない、ただ「いて」くれたからなんです。

 


2番のサビは「きみと歩いていこう」が「きみの近くにいよう」になり、私このフレーズ色気があって好きなのですが「きみが黙るなら きみにささやいて」になる。なんて優しい歌なんだろうと何度聴いても思います。男女の恋愛関係だけじゃなく、いろんな関係にあてはまる素敵な歌詞だなあと。

 


当時のアイドルがこういう歌を歌わせてもらった、メッセージを発することができたってのはすごいことだな、と今更ながら噛み締めてます。 え?何今頃言ってんの?的なことだけど、一度しっかり書いておきたかった。

 


つけたし:泣いたり笑ったり、気持ちが荒れて八つ当たりしてもいいよ、そのままでいいんだよってメッセージの強さに私は何度も救われてきたなって思いました。

 


通知であがって来たのでつけたし再度。 J-POPのラブソングやアイドルポップにありがちな「きみの笑顔を僕が守るよ」じゃないところが本当に私は好きでねえ。「笑顔を探してあげるよ」だって僕がきみを笑わせるわけじゃなく、笑顔になれるくらい楽しいことを一緒に探そう、だし。

全部だきしめて KinKi Kids - 歌詞タイム

 

J-POPの歌詞などいろんなところで見かける「僕は君を守る」という言葉に数年前から違和感を感じるようになりました。

具体的に何から守ってくれるんだろう?

暴漢?台風や地震などの自然災害?世間の目?

そもそも人は誰かに守られることを望んでいるのか。

誰かに守られていたら傷つかずに済むのか。

私にとってはそれより、何らかの原因で傷ついたときにそばにいてその悲しみや怒りや痛みによりそってくれる方がありがたいと思います。

守ってくれる強さなんてなくても、泣き叫んで荒れ果てて疲れ果てた姿を見せても失望したり非難したりしないでいてくれればそれでいい。

そういう視点で「全部だきしめて」は本当にいい歌でいい歌詞だなと改めて。

補足:

2番の歌詞などはどう解釈していいか迷ってたんだけど、吉田 拓郎、康珍化世代(とはいえこの二人の年齢差も7歳くらいありますが)から若い世代への「失敗しても大丈夫だよ人生は」みたいなエールになっているのかなと。